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レシピ: 蕎麦の実汁(そば雑炊)
蕎麦の実を炊き、いったん水で締め、温かい出汁で食べます。
サラサラと口に入ってくる蕎麦の実はムリムリした食感で、
いつも食べている麺状の「蕎麦切り」とはまた違った顔です。

レシピ: 蕎麦の実汁(そば雑炊)_c0004484_18591718.jpg

<材料(4人分)>
・蕎麦の実(むき蕎麦) 1カップ
・水 1~1.2カップ
・鰹昆布出汁
└出汁用調味料(塩、薄口醤油、みりん)
・薬味(三つ葉、ネギ、木の芽など)

<作り方>
1) 昆布と鰹で出汁をとり、温かい蕎麦切りの汁くらいの味付けをしておく。
2) 蕎麦の実を炊く(ごはんを炊く要領で)
蕎麦の実をさっと洗い、小さめの鍋に分量の水とともに入れ30分以上置く。
フタをして強め中火にかけ、沸騰したら弱火にし15分炊き、
最後にワッと火を強めて止め、フタをしたまま10分蒸らす。
水にとってさっと洗い、実をキュっと締める。
3) 1の出汁の鍋に2の蕎麦を入れてあたため器に盛り、
薬味(写真では三つ葉)をあしらう。

※2はたぶん炊飯器(持ってない)で炊いてもいいと思います。



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蕎麦の実(むき蕎麦とも言われる)を食べたことがありますか?
あまり馴染みがない食材かもしれませんが、
あの蕎麦屋の蕎麦(蕎麦切り)になる前の蕎麦粉になる前の「実」の状態です。
というのも変な説明でしょうか、ええと収穫された蕎麦の黒い殻(いわゆるソバ殻)を
むいた状態のものです。

店頭でお目にかかる機会は少ないのですが、見かけたら買います。
これは、有楽町の交通会館内の「いきいき富山館」で買いました。
「八尾(やお)特産」と書いてあります。
たまに自然食品屋さんとかで中国産のを見かけますが、
もしコレを作るならぜひ国産の蕎麦の実で!

この料理、そもそもは林望さんの著書「音の晩餐」に、
この食べ方が載っていて、真似して作ったのが初めです。
ネットで調べると、いわゆる蕎麦雑炊のレシピは、蕎麦の実を「ゆでる」みたいで、
それは試したことがないのですが、今後も炊いていきたいと思います。

つゆは、私が福岡出身なのでいわゆる関西系のうどん蕎麦のつゆ的味付けにしました。
干椎茸や鶏で出汁をとっても美味しいと思います。
写真のレシピでは潔く蕎麦の実と三つ葉だけですが、鶏肉や根菜などの
具を入れても美味しいです。

写真のはけっこうたっぷりな量ですが、
本当は、がっつりたっぷり食べるというよりも、いろいろ食べて(そして飲んで)、
最後に「ちょっとお茶漬けー」な気分のときにお椀に一杯サラっと食べたい感じです。
うちで日本酒会の〆なんかに出すと「おおー」という歓声があがります。

暑い季節には、出汁を冷やしておいて、炊きあがった蕎麦の実を水で冷やしたまま
冷たい出汁で食べてもまた一興です。

時間がたつと食感が落ちるので、できたてのところをアツアツのうちにさっと食べたい料理です。

早く食べたい!とあわてて写真を撮ったら箸がそろっていませんでした。

奥の皿の焼き椎茸は、この日遊びに来たMちゃんが持ってきてくれたものです。
皿が遠いのと横にあるのがこれも立派な太さの下仁田ネギなので普通のサイズに見えますが、
とっても大きな椎茸で、これってほんとに椎茸?!
とおどろきましたがまぎれもなく椎茸でした。

レシピ: 蕎麦の実汁(そば雑炊)_c0004484_191924.jpg←焼く前の椎茸。大きい!




<keyword>
むきそば、そばの実、そば米、蕎麦雑炊、そばの実雑炊
by yonetani100 | 2009-12-21 19:03 | レシピ
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ごはん日記。会社勤めですが料理好きが高じて一時期は社内お弁当やさんをしていました。一人暮らしの自分ごはん、お酒に合う料理、ワイワイ宴会ごはん。ときどきケータリングのまねごとをすることも。
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